Microfluidic Chips 流路設計/デザインの
ノウハウが豊富

PDMS Transfer molding

PDMS Transfer molding 高強度PDMSの成形技術

マイクロ流路チップ

Quality Control 徹底した品質管理

マイクロ流路チップ(デバイス)とは?

マイクロ流路チップ(デバイス)は、微細なチャネルや構造が組み込まれた小型のデバイスです。流体を制御、分析、操作するためのデバイスで、微小な液体サンプルや試薬を効率的に扱うことができます。
試料の消費量の削減、解析時間の短縮、高い精度と再現性があり、バイオテクノロジー、医療検査、環境モニタリング、化学合成など、さまざまな分野で利用されています。

マイクロ流路チップ(デバイス)

マイクロ流路チップ(デバイス)の製造工程

01型設計・製作

金型

マイクロ流路を流し込むための金型を設計・製作します。製作するマイクロ流路チップ(デバイス)の個数に応じて試作型、もしくは量産を踏まえた金型を作製するか検討します。

02成形・2次加工

マイクロ流路チップ(デバイス)

製作した金型を使ってマイクロ流路チップ(デバイス)を作製します。一般的には作製した型に低粘度のPDMSを流し込み、時間経過で凝固するのを待って成形します。また、使用に必要な2次加工を行います。

03検査・梱包・出荷

梱包

検査、動作確認を行い、梱包して出荷します。弊社ではクリーンブース内で徹底した品質管理の元、クレームゼロを目指しています。

フコク物産のできること 高強度PDMSのトランスファー成形

マイクロ流路チップ(デバイス)の成形にはPDMSを使用することが多いですが、その中でも、弊社では高強度で粘度が高いPDMSを使用し、トランスファー成形を行っています。

高強度で粘度が高いPDMS
フコク物産のできること
弊社使用の高粘度PDMSと一般PDMSの性能比較
高粘度PDMS 一般PDMS
混合後粘度 18.0 Pas 3.5 Pas
硬さ(Shore A) 70 43
換算ヤング率 5.8 MPa 1.9 MPa
引張強さ 11.0 MPa 6.7 MPa
引裂き強さ 10 kN/m 3 kN/m
大気圧下でのキャスティング成形 困難 可能
成形装置による型成形 容易 困難
外力による流路の変形 微小
経時の形状寸法変化 微小
色素等の吸着 微小
カスタムデザイン・開発サービス

カスタムデザイン・開発サービス

マイクロ流路チップ(デバイス)に関するカスタムデザインや開発など、新規の案件についても積極的に取り組んでいますので、お気軽にご相談ください。

SD開発センター

SD開発センターのご紹介

SD開発センターは、営業拠点(東京本社)の他に、静岡県伊豆の国市に製造拠点があります。静岡工場では、4つのクリーンブースを持ち、マイクロ流路チップ(デバイス)の開発・製作・2次加工を行っています。

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