全自動無人インジェクション(無人成形)
- 導入メリット
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(1)工程の短縮化 (2)生産性の向上 (3)成形の自動化
(4)歩留りの向上 (5)品質の安定化
私たちの特長
成形機は一台ごとに複数のロボットが装着されており、全ての工程を無人で行なっています。
そのため、『材料供給(ミラブルシリコーンの場合は砲弾状、NBR等の合成ゴムの場合はリボン状で自動的・連続的に供給が可能)から、インジェクションによる成形、画像検査、ロボットによる自動脱型(離型)、後処理なし品については袋詰、金型の簡易洗浄、インジェクション成形』というサイクルで24時間操業することが可能となっています。
お客様の資産である金型を最大限有効活用し製品の提供が出来ると自負しています。
私たちの特長
特に小さな製品の大量生産が得意分野で、現在縦型のインジェクションでは月産3億個以上の生産を行っており、最大で2000個取りの金型を使用し無人生産をしています。
この成形の特長は、縦に重なった三枚型構造の上下を開くと製品が中央の型に残るような型設計になっており、製品の上下部分に発生したバリはそれぞれ上型・下型に引き取られるようになっています。引き取られたバリはロボットで取り除かれ、さらにエアーブローによって細かなバリも除去されます。
中央の型に残った製品にはバリが一切付いていない状態となり、通常のゴム成形に必要な製品脱型(離型)後のバリ取り工程がありません。この技術が無人一貫生産に役立っています。
私たちの特長
ミラブルインジェクション自動成形は縦型成形機を採用し、材料としてはミラブルシリコーンやNBRを主とした部品の生産を行っております。
金型は全て三枚型構造となっており、上下の金型を開くと製品が必ず中央の型に残るような型設計となっています。その中央の金型の中で製品が整列している状態で、ロボットが金型ごと画像検査のポイントまで搬送し、そこで金型の両サイドから画像検査カメラによる全数品質検査を行います。
ここで不良(変形・潰れ・偏心・バリ残り・ショートショット等)を発見した場合は、取り出しロボットが箸でつまみとるように不良製品だけを取り出します。良品と判定された製品は金型ごと製品脱型(離型)ポイントまでロボットが搬送し、冶具を用いて自動脱型(離型)を行い、その後に後処理工程のない製品は自動にて計数され袋詰めまで行っています。
検査員も24時間体制でパトロールを行っており、目視によるワンショット全数検査を定期的に実施し、万全の品質管理を実施しています。